auひかりは2018年3月に契約内容が大きく変わりました。
この契約内容の変更によってauひかりは費用負担がとても大きくなりました。
しかしその一方で高速回線の提供が可能になりました。
今回はauひかりの契約内容の変更によってどのようなデメリットとメリットが発生したのか解説いたします。
デメリット① 工事費の分割期間が長い
ホームタイプの方は合計37500円の工事費が発生します。
金額自体は今までと変わりません。
しかし分割回数がこれまでの倍の60ヶ月分割となりました。
これによってどんなデメリットがあるかと言うと、割引の恩恵を受けるために60ヵ月間は契約しておく必要があるということです。
60ヵ月間というと5年間になります。
この60ヶ月、つまり5年間という数字がとてもネックになります。
なぜならauひかりのホームタイプの契約期間は24ヵ月または36ヶ月です。
つまり工事費を支払い終えた時に解約しようとすると、今度は契約解除料が9500円ないし15000円かかるということです。
この解約金も避けて解約するには2度目の更新まで、更に24ヵ月または36ヵ月の契約を続ける必要があります。
しかし2度目の更新月まではキャンペーンは終了しているので月額料金は通常の5200円または4900円となります。
このように工事費の分割回数が増えたことで費用面での負担が大きくなりました。
この契約になってお得になるのは今後もずっとauひかりで契約していくという方のみです。
デメリット② 撤去工事費が必須になったこと
ホームタイプの方限定ですが、撤去工事費用が必ず発生するようになりました。
金額は28800円(税抜)です。
メチャクチャ高くないですか。
これまでauひかりは撤去工事は基本的に希望制でした。
例えば借家で利用していた場合、大家さんに原状復帰を求められた場合には撤去工事が必要でしたが、それ以外は基本的には不要でした。
しかし2018年3月以降撤去工事は必須となりました。
つまり前述の工事費残債、解除料と合わせて28800円の撤去工事費が出てきます。
解除料と合わせると約40000円近くの出費となります。
ただ解約するだけでこの出費は相当に大きいです。
フレッツ系の回線撤去であればここまで大きな費用は出ません。
確かにプロバイダの解除料で10000円近くは発生することはあるかもしれませんが、撤去工事費が出ることはありません。
KDDIとしても事情があるんでしょうけどこの契約内容の変更はユーザーにとってとても大きいですよ。
解約時には大きな出費が待ってると分かれば契約に踏み切れない人も出てくるはずです。
私がauひかりを強くオススメ出来なくなった大きな理由です。
メリット 高速回線の利用が可能
とは言えauひかりにもメリットはあります。
それは高速回線の利用が可能なところです。
関東エリアのホームタイプ限定ですが10ギガ・5ギガの高速回線が使えます。
また高速が使えないエリアであってもauひかりは回線速度には定評があります。
もちろん速度はさまざまな要因で決まるので必ず速い!とは言い切れませんがNTTと違って多くの事業者で利用することがないので混雑することが少ないことが利用と考えられます。
NTTはフレッツ回線だけでなく光コラボ事業者もNTT回線を使うのでKDDIと比べて混雑する可能性が高いです。
このように速度の点でいうとauひかりの方が安心かなぁという気がします。
私の経験上では光コラボの利用者が速度が遅いという声はよくありますが、auひかりの利用から速度が遅いという不満の声はほとんどありませんでした。
これも私の肌感覚なので何の根拠もないですけど・・・
さいごに
といった感じで、auひかりの契約内容の変化について思うことを色々書いてみました。
ただ今回の話は基本的にはホームタイプの方限定のお話です。
マンションタイプの方は解約金もないケーズが多いのでこれまで通り費用面でも大きな影響はありません。
一方でホームタイプの方については費用面で負担が大きくなったことは事実です。
その代わりNTTと違って回線の混雑する可能性は低くなります。
『お金と速度』
悩ましい問題ですね。
あなたはどっちを取りますか?
それではまた。